がれきの中の1冊2011.03.15
地震発生から5日が経過しました。
ギャルリーのビルもその瞬間は大きな揺れを感じ、
その後、テレビの画面では現実を理解するにはあまりにつらい映像が次々と報道され、
僕自身も、知り合いの安否がわからない時間がそこから始まり落ち着かない状況にありました。
様々な報道がなされる中、涙なくは見られない光景が映し出されていました。
それは、津波で家が流されてしまった住民の方が、
がれきの中をかきわけてようやく見つけた1冊のアルバムを
とても大切に胸に抱えている映像。
「地元の人たちとの思い出がつまっているアルバムだから、これだけはと思って...」
若い男性の方が語っていました。
物資ももちろん大切だけど、どうしても守りたい1冊...
がれきの中、命がけで探し出した1冊...
それくらい大切なアルバム...
この世に写真というものがが生まれて百数十年、
まさに、写真の本質がそこには映し出されていたような気がします。
自分たちの仕事はそのくらい人の人生に欠かせない大切な仕事をしているのだと
そんな使命感を持ちました。
僕たちができること...
もちろん1日中考えているといっていいくら考えています。
皆さんも同じだと思います。
ただ、とにかく西日本に住む人たちが今やるべきことは
東日本の分も日本を引っ張っていくこと!!
どんな苦境にあっても前を向いて進んでいく日本人の底力を今こそ出していくときでは!
その中で復興へ向けて出来る限りのことを、
僕らなりの小さな小さな力にしかなりませんが
やりきりたいと考えています。
今はひとりでも多くの方々が救出されることを祈るばかりです。


